このブログ内における以下の記事では『FXism及川デイトレ大百科』という、

「及川圭哉さんのトレードノウハウを学ぶ事ができる教材」

を推奨すると共に、及川圭哉さんのノウハウをビットコインのFXに応用して、
更に大きなリターンを実現するノウハウを私の方で特典提供しています。

及川圭哉氏,FXism及川デイトレ大百科のトレードルール検証実績

『FXism及川デイトレ大百科』山田ゆうきによる購入特典の詳細

このような記事を併せて公開している関係から、
及川圭哉さんが『FXism及川デイトレ大百科』とは別に販売している、

『FXismプロコントローラー改』

というトレードツールについての購入相談を何件か頂いています。

FXismプロコントローラー改

この記事では、この『FXismプロコントローラー改』について、
こちらのツールに実装されている各機能の詳細と共に、

「どのようなトレーダーであれば導入する価値があるのか」
「どのようなトレードを行っていく上で役立つツールなのか」

といったところを考察していきたいと思います。

FXismプロコントローラー改はどのようなトレーダーに有効なツールか。

まず、この「FXismプロコントローラー改」というツールは、
トレードそのものを自動で行う「EA」のようなツールでなく、

「トレードにおける売買を補助するためのツール」

にあたるものです。
 
MT4(メタトレーダー4)に導入する形のツールとなっていますので、
基本的にはMT4を利用しているトレーダー向けのツールであり、

『為替相場を対象としたFXトレードの支援ツール』

という事になります。
 
よって、私が『FXism及川デイトレ大百科』の特典として提供している、
ビットコインのFX(BTC-FX)に『FXismプロコントローラー改』は使えません。

 
厳密に言えば「私が推奨しているBTC-FXの取引所」に関しては、
MT4を利用したチャート分析、トレードに対応していないため、

「私の推奨する仮想通貨の取引所では使えない」

という事です。

ただ、現時点でMT4に対応している仮想通貨の取引所は非常に少ないため、
ビットコインのFXをMT4で行えるようになるには、まだ時間がかかると思います。

よって、この『FXismプロコントローラー改』は、

・為替相場を対象とするFXでトレードをすでに行っている人
・為替相場を対象とするFXでトレードをこれから行いたい人

このいずれかにおいて、各機能に必要性を感じるかどうかで導入を検討してください。

よって、私のようにビットコインのFXをメインで行っている状況にあり、
また、為替相場を対象とするFXに資金を回す予定も無いようなら、
とくに導入する必要(意味)はないツールかと思います。

その上で『FXismプロコントローラー改』に実装されている各機能と、
その利用価値、必要性の高い機能かどうかを1つ1つ考察していきます。
 

機能1:獲得pipsをチャート上に表示できる

画像のように、ポジションを建てている場合の

「獲得pips(または損失pips)」

の数値がチャート上にそのまま表示されるという機能です。
 
複数のポジションを建てた場合はポジションごとの獲得pipsが表示され、
また、同時に「合計の獲得pips」も表示されるようになっています。

ただ、MT4ではもともと以下の「ターミナルボックス」と呼ばれるところに、
ポジションごとの「損益」と「合計損益」が表示されるようになっています。

よって、この「獲得pipsをチャート上に表示できる機能」は、

・チャート上にそのまま獲得pipsを表示させたい
・損益金額ではなく「pips」で損益状況を把握したい

というニーズがあるなら、この機能は有意義かもしれませんが、

「ターミナルボックスで損益金額を確認できればそれで十分」

という場合は、さほど必要性は高くない機能かと思います。

為替のFX歴が長い人は損益を「pips」で把握できるのだと思いますが
私自身、為替のFX歴よりもビットコインのFX歴が長いため、
損益を「pips」で把握する事にあまり慣れていません。
 
そのため、このような表示は「分かりにくい」と感じてしまい、
結局はターミナルボックスで損益を確認する形になるため、
私個人としては、あまり必要のない機能です。
機能2:利食い&損切りをpips数値で自動設定

予め「利食い」のpips数値と「損切り」のpips数値を設定しておけば、
エントリー後、その設定値に基づく利食い、損切りを自動で行える形になります。
 
自らのトレードルールにおける「利食い」または「損切り」の条件が、

「一定のレート変動に伴う形で行うようなルール」

なのであれば、この機能を使う事でトレードの「効率化」を図れますが
そのようなルールではない場合は使用する事も無い機能かと思います。

機能3:全ポジションまたは指定通貨ペア全ポジションの一括決済

パネルからのワンクリック操作で、保有中の全てのポジション、
または、特定の通貨ペアの全ポジションを一括決済する機能です。
 
複数の通貨ペアで複数のポジションを保有している状況の中で、

・トータルの損益がプラスになった時点での一括決済
・トータルの損失額が一定金額に達して時点の一括決済

といった使い方が出来ます。

ただ、特定の通貨ペアの損失を別の通貨ペアの収益で補い、
それらの合計で損益の帳尻を合わせるようなトレードは、
私としては、あまり「合理的」とは思えません。
 
よって、この機能を使う前提、この機能に頼る前提のトレードは、
私としては「合理性に欠ける」と思ってしまうのが率直なところです。
機能4:全ポジションの合計獲得に応じた自動決済

保有中のポジションの合計獲得pipsが指定値に達した時点で、
全てのポジションを自動的に決済するという機能です。
 
1日の獲得pipsの目標値や損失pipsの数値を定めた上で、

「目標数値に達した時点で自動的にポジションを解消したい」

という場合などに使えます。

こちらも異なる通貨ペアの複数のポジションを対象に、、
その損益合計、収支合計でポジションをクローズする機能となっているため、
私個人としては「合理的とは思えないトレードを補助する機能の1つ」です。
機能5:保有ポジションの平均値をチャート上に自動表示

同一通貨ペアの全保有ポジションにおける「エントリー平均値」を、

「ブレイクイーブンライン(画像参照)」

という形で、チャート上に自動表示する事ができます。
 
いわゆる「ナンピン」などでポジションを追加していった場合に、
正しいポジションの平均値を知りたい場合に役立つ機能です。

こちらは実際のトレードで「ナンピン」を行っている場合においては、
チャート上で損益の分岐ラインが一目でわかるようになります。
 
ただ、保有ポジションの「トータル損益がプラスかマイナスか」は、
もともとターミナルボックスの方の数値を見て確認する事ができるため
その数値のみで十分という場合は、とくに不要な機能かもしれません。
機能6:エントリー&クローズのポイントをチャート上に自動表示

エントリーのポイント、クローズのポイントをチャート上から確認できるように、
それぞれの該当したレートに画像のような補助ラインを表示していく事ができるため、
実際に行ったトレードの「確認」や「検証」に役立つ機能かと思います。

このようなフラグは自ら手動で付けていく事もできますが、
そのような「フラグ付け」を自動的に行っていく事が出来るようになります。
機能7:チャート画像のワンクリック保存

その時点のチャート状況をワンクリックで画像保存できる機能です。
 
とくに及川圭哉さんのノウハウは「移動平均線」を利用するため、
1本のローソク足が確定する途中経過で平均線の形状も変わってきます。

 
そのような細かい経過状況をリアルタイムで保存できる形になります。

チャート画像の保存は「スクショ」などの機能でも行えますので、
この機能自体が、そこまで「優れた機能」というわけではありません。
 
ただ、リアルタイムなトレード途中でもワンクリックで画像を保存できため、
そのような状況で画像を保存する手間を省けるメリットはあると思います。
機能8:スプレッド拡大状況の警告表示

為替相場のFXにおいてはスプレッドの幅が一定ではないため、
突如、その幅が大きく広がりトレードが不利になる場合があります。

 
この機能ではスプレッド幅が事前に設定した数値を超えた場合に、
画像のような「背景色の変化」でスプレッドの拡大状況が分かる形となり、
スプレッド幅が大きい状況でのトレードを避ける事が可能になります。

スプレッドは「買値」と「売値」のレート差で確認できるものですが、
その時点のスプレッド幅を一目で計算、判断する事が難しい場合、
この機能でスプレッド幅の拡大状況の把握が容易になると思います。
機能9:時刻指定による自動決済

こちらは「時刻を指定する形」でポジションを解消する事ができる機能で、

・経済指標の発表時刻に合わせてポジションを解消したい
・土日のマーケットクローズに合わせてポジションを解消したい

という場合に、時刻を指定する形で自動的に決済を行う事が可能になります。

ポジションを保持した状態で相場から離れる場合において、
特定の時刻で必ずポジションを解消したい場合に使える機能かと思います。
機能10:パラボリックを活用したトレーリング自動決済

レート変動に応じて決済条件を変更していく「トレーリング決済」を、
パラボリックという指標の変動条件を対象に行える機能です。

パラボリックを利用している場合は使える機能かと思いますが、
とくにパラボリックを使っていない場合は不要な機能かと思います。

FXismプロコントローラー改の搭載機能、まとめ。

以上が『FXismプロコントローラー改』の主な機能となっていますが、
それぞれの機能の用途は以下の3つに分類できると思います。

トレーダーによっては「便利」な機能
機能1:獲得pipsをチャート上に表示できる
○ 損益状況をチャート上からpipsで確認したい場合
× ターミナルボックスで損益が分かれば十分な場合

機能3:全ポジションまたは指定通貨ペア全ポジションの一括決済
機能4:全ポジションの合計獲得に応じた自動決済

○ 複数ポジションのトータル損益で利食い、損切りを行いたい場合
× 1つ1つのポジションをルールに沿って利食い、損切りをしたい場合

トレードルール次第では「有効」となる機能

機能2:利食い&損切りをpips数値で自動設定
○ 一定のレート変動で利食い、損切りを行う場合

機能5:保有ポジションの平均値をチャート上に自動表示
○ ナンピンによるポジション追加を行う場合

機能9:時刻指定による自動決済
○ 時刻を指定する形でポジションを解消したい場合

機能10:パラボリックを活用したトレーリング自動決済
○ パラボリックを利用している場合

MT4の既存の機能で代用はできるが「ある分には便利」という機能

機能6:エントリー&クローズのポイントをチャート上に自動表示
○ 手動で該当するポイントにフラグを建てる手間を省きたい

機能7:チャート画像のワンクリック保存
○ 画像で保存したいチャートのスクショ&保存の手間を省きたい

機能8:スプレッド拡大状況の警告表示
○ 買値と売値のレート差の計算や拡大状況を一目で把握したい

上記の中で「○」に該当する項目が多いほど、
この『FXismプロコントローラー改』の利用価値は高く、
逆に「○」が少なく「×」が多い場合は利用価値は低いと思います。
 
あとは「○」に該当する機能を導入する事で、
どれくらいトレードの精度や効率が向上できるかを踏まえて、

「24800円(税別)相当の価値(対価)があるかどうか」

で導入の方を検討されてはどうかと思います。

***

以上、FXismプロコントローラー改の搭載機能と、
各機能の必要性、利用価値の考察でした。

この『FXismプロコントローラー改』を手掛けたとされる、
及川圭哉さんのトレードノウハウを学ぶ事ができる

『FXism及川デイトレ大百科』

については、以下の記事でその検証パフォーマンスなどを取り上げています。
 
もし、ご興味があれば、併せて参考にして頂ければと思います。

及川圭哉氏,FXism及川デイトレ大百科のトレードルール検証実績

『FXism及川デイトレ大百科』山田ゆうきによる購入特典の詳細