FX関連の情報商材としては珍しく「ファンダメンタルズ分析」に比重を置いた、
こちらの情報商材の検証パフォーマンスなどについて言及していきます。
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BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-
| ・商品名称：BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部- ・販売URL：https://kokuchou-fx.com/ ・販売業者：株式会社CAN、佐々木 健一、トレーダー黒鳥（コクチョウ） ・販売価格：35,000円 |
BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-パフォーマンス検証。
この『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』ですが、
| ・コンテンツ内容の良し悪し（この情報商材で学べる事の良し悪し） ・トレードノウハウの良し悪し（提唱されているノウハウで稼げるのか） |
この２つの観点で見る場合、コンテンツで学べる「内容」の良し悪しは、
人によっては「勉強になった」「タメになった」と思えるものだと思います。
それこそ「ファンダメンタルズ分析の基礎」や「重要なポイント」は、
しっかりと押さえられている内容になっていると思いますから、
「ファンダメンタルズ分析を１から勉強するためのコンテンツ」
という見方をするなら「要点は押さえられている」と思いました。
ですが、この内容が「35,000円に見合うほどの内容か」と言えば、
今はネット上でも、この分野の情報はかなり深いところまで収集できますし、
ファンダメンタルズ分析の入門書などでも同じような内容は普通に学べると思います。
そのようなネットで収集できる情報や投資関連の書籍の内容と比較して、
この『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』のコンテンツが、
そこまで斬新なファンダメンタルズ分析の指南書になっているかと言えば、
「そこまでの目新しさや独自性などは感じらなかった」
という事です。
やはり「為替相場のファンダメンタルズ分析」は、
| ・金融政策 ・経済指標 ・要人発言 ・アナリストレポート ・経済ニュース |
これらが実際の為替相場に「影響」を与えるため、
これらを押さえる事ができる情報ソースをチェックし、
その「影響」を折り込んで相場を予測していく事になります。
この『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』で指南されているのも、
このような「基本的なファンダメンタルズ分析」に沿った内容なのですが、
これらの情報をどこで収集するか、というところまでは具体的でも、
「これらの情報をどのように分析してどのように相場を判断するのか」
という肝心な部分は非常に「抽象的な内容」になっていました。
というよる、このようなファンダメンタルズ要因の「分析基準」に、
強いて「これ」という答えのようなものは示しようがなく、
結局のところ「ケースバイケース」という言葉で片付けられてしまいます。
この手のFXの情報商材でファンダメンタルズ分析に比重を置くものが少ないのも、
この部分で明確な「判断基準」や「答え」を示す事ができないからであり、
今回の『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』のコンテンツ内容も、
「ファンダメンタルズ分析の基本的なポイントを表面的に解説しているだけ」
であり、そういった基本的なポイントはしっかりと学べますが、
そこを学ぶだけなら、このような高額な情報商材である必要はありません。
ですから、コンテンツの良し悪しという点では「悪くはない」と思いますが、
少なくとも、私は「価格には見合ったいない」と思ったのが率直なところです。
その上で、
| 「トレードノウハウの良し悪し（提唱されているノウハウで稼げるのか）」 |
これらについてですが、こちらは「コンテンツ」の良し悪し以上に、
「全くもって話にならない（これでは稼げない）」
と思ったのが率直なところです。
コンテンツ内容は月並み。トレードノウハウは更にそれ以下。
まず『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』のトレードノウハウは、
| １：ファンダメンタルズ分析で相場の大筋の方向性を分析する（予測する） ２：その方向性に沿ってテクニカル分析でタイミングを捉える |
このような流れで実際に売買（トレード）を行っていくのですが、
先立つ「ファンダメンタルズ分析に基づく相場予測」の依存度が高過ぎるため、
そこが正しく分析できていなければ、どう転んでも勝てないノウハウです。
ですが、その肝心な「ファンダメンタルズ分析」の判断基準は、
そこまで明確なものでも具体的なものでもないため、これに関しては、
それこそケースバイケースの人それぞれが判断が確実に変わってきます。
要するに、先立つファンダメンタルズ判断の時点で、
「相場が（最終的には）どちらに動いていく可能性が高いのか」
という大筋の予測が完全に真逆なものになってしまう可能性があります。
ただ、この『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』のノウハウは
そのようなケースバイケースで明らかに判断が変わってくる部分を拠り所に、
| ・幾つかの王道的なテクニカル分析の基準に沿ったエントリー＆利食い ・相場がポジションと逆に動く場合はナンピンでポジションを保持 |
というスタンスでトレードを行っていく形になっています。
要するに「ファンダメンタルズ分析さえ正しく行えていれば勝てる」という前提で、
テクニカル分析の基準やそれに基づくトレードルールは至って王道的なもので、
仮に相場がポジションと逆方向に動いてくような場合も、
「最終的には相場はファンダメンタルズ分析に基づく方向に動く」
という考え方で、ひたすらポジションを追加（ナンピン）していくわけです。
いざ相場がその思惑通りに動けば「最終的には勝てる」という事になりますが、
その思惑が外れていた場合にはとんでもなく「痛い目」を見る事になります。
そして、そのようなケースの「リスク」や「損失」の範囲（大きさ）は、
販売ページの方に公開されているトレード実績の方でも確認できます。
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2019年7月29日のトレード履歴
2019年7月30日のトレード履歴
先立つ「2019年7月29日のトレード履歴」では、
3億6000万円ほどあった資金が2億6000万円くらいになっていますので、
「1日のトレードで1億円ほどの損失を出している」
という事が一目で分かります。
続く「2019年7月30日のトレード履歴」でも、
2億5000万円くらいの資金を1億3000万円くらいまで減らしているため、
同じく1億2000万円くらいの損失が1日のトレードで生じているわけです。
つまり、このこの『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』のノウハウは、
| ・１日に運用資金の５０％の資金を失う事も普通にありえる ・それが２日間連続するような事もありえる |
という事であり、これがわずか9カ月の履歴の中で見て取れる以上、
このくらいの損失が生じる頻度や確率も決して低くはない事が分かります。
そもそも運用資金の２分の１、３分の２を１日、２日で失うようなでは、、
「トレードノウハウとしてはあまりにもリスクが高過ぎる」
と言わざるを得ません。
少なくとも、このレベルのリスクは私は「許容範囲外」ですから、
このようなリスクが伴うノウハウを人に「勧めよう」とは全く思えません。
まして、それが抽象度の高いファンダメンタルズ分析に基づくノウハウであり、
確証が薄い判断に依存しながらもハイリスクなナンピントレードを行うのですから、
このようなノウハウに基づくトレードなど到底、できたものではないです。
現にノウハウを提唱している当人ですら、あのような大きな損失を出している以上、
このようなトレードを第３者が行った場合の顛末は、ほぼ目に見えています。
ですから、この『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』は、
百歩譲って「ファンダメンタルズ分析を学ぶためのコンテンツ」としてなら、
それでも推奨はしませんが『内容として学べる事はある』と思います。
ただ「提唱されているトレードノウハウの実践」は絶対にお勧めしません。
稼ぐべくして稼ぐノウハウとしてはあまりにリスクが高過ぎますので。
以上、BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-の検証パフォーマンスについてでした。
是非、参考にしてください。
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今回の『BLACK SWAN FX CLUB-黒鳥FX倶楽部-』に限らず、
投資関連の「情報商材」に興味を持たれているようであれば、
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