FX(トレード)における収益は実質的に「レートの変動率」で決まります。
その対象が「株」でも「仮想通貨」でも「法定通貨(為替)」でも、
もともとのレートがどれくらいの「変動率」を伴ったかで、
実際の「売買」におけるリターンの大きさが変わってくるという事です。
そういった「変動率」という視点の上で、
・仮想通貨における「ビットコイン(BTC/JPY)」相場 ・為替相場における「ドル円(USD/JPY)」相場 |
この2つの相場を比較して「それぞれの相場」を対象とした、
「FX(証拠金取引)の収益率の違い」
を比較してみたいと思います。
ビットコインとドル円の為替レートの変動率を比較してみた。
以下は2020年のビットコインの値動きを表したチャート画像です。
↓↓↓
2020年のビットコインの相場は最安値が40万円台(3月頃)、
最高値の方は300万円台(12月頃)となっていますので、
2020年度 BTC/JPY 変動率:750%(7.5倍) |
これがビットコイン相場の「2020年度の変動率」という事になります。
対して以下は、同じ2020年のドル円(USD/JPY)の値動きを表したチャート画像です。
↓↓↓
ご覧の通り、2020年のドル円相場の最高値は112.2円台(2月頃)で、
最安値の方は、101.1円台(3月頃)となっていますので、
2020年度 USD/JPY 変動率:11%(0.1倍) |
これがドル円相場の「2020年度の変動率」にあたります。
つまり、2020年の最安値から最高値までの『変動率』を単純に比較するだけでも、
ビットコインとドル円相場は『70倍以上の変動率の違いがある』という事です。
2020年度の「変動率」の違いは70倍以上。
そもそも、2020年度のビットコインの「750%(7.5倍)」という変動率は、
為替相場の値動き(変動率)では「ありえないレベルの変動率」と言えます。
少なくとも「ドル円」などの主要な通貨ペアの為替相場で言えば、
過去の値動きをどんなに遡っても、そこまでの変動は伴っていないからです。
↓↓↓
こちらをご覧いただいてお分かり頂ける通り、
ドル円の相場で言えば「過去30年間の値動き」を見ても
・過去30年の最安値:75円台(2012年) ・過去30年の最高値:147円台(1998年) |
となっているため「過去30年の変動率でも200%(2倍)に満たない」のが実情です。
つまり、ビットコインの2020年度、わずか1年間の750%の変動率は、
ドル円相場の値動き約30年分の3倍以上に相当するという事です。
また、為替相場の中でも変動が激しいと言われる『ポンド/円』などの相場と比較しても。
↓↓↓
・過去30年の最安値:116円台(2012年) ・過去30年の最高値:251円台(2007年) |
この最安値から最高値までの変動率は「216%(2.16倍)」ほどとなるため、
やはり、ビットコインの値動き(変動率)の大きさとは比較になりません。
要するに「ビットコインの相場」は、
「為替相場が30年かけて動く変動範囲の3倍以上を1年で動いてしまう相場」
という事になるため、このような値動きから実現できるリターンは実質的に、
為替相場30年分の値動き3回分に相当する相場から得られるリターンに相当します。
為替相場では「生涯」をかけても稼げないくらいのリターンを、
ビットコインの相場では「1年」で稼ぐ事ができてしまうわけです。
また、仮に2020年のビットコインの相場を対象に「勝ち抜く事」が出来ている場合、
『為替相場30年分の3倍(90年分以上)に相当する値動きに対応できている』 という事を意味するため、これを実現できているような「手法」や「トレーダー」こそ、 「99%以上の勝率」 を実現している私のテクニカル分析の師匠は「スゴすぎる」の一言に尽きますね。 ↓↓↓ 私の師匠がこちらのツイッターを介して行っているトレードの「凄さ」については、
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以上、こちらの記事ではビットコインとドル円相場の「変動率」から、
それぞれのFXで実現できる収益率(リターン)の違いを比較してみました。
その上で、為替FXとビットコインFXについては、
・収益性(リターンの大小) ・リスク(リスクの大小) ・取引条件(手数料やスプレッドなど) |
この3つの視点でそれぞれを比較した記事がありますので併せて参考にしてください。